大盛況 終了
1部
前半のプログラムは邦人作品です。
思案した結果故人も含めたベテランの方々の作品に再注目。となるとそこで目が向いたのが過去の吹奏楽コンクール課題曲です。才能と定評のある作曲家の作品はその後も繰り返し演奏されているものが多いのが頷けます。前半最後の「パッサカリア」は課題曲ではありませんが、邦人の生み出した今や古典と言うべき地位を築いた作品ですので見逃せません。さらに課題曲繋がりと言うことでオープニングはリード先生の佳作を配置した次第。
◆音楽祭のプレリュード
1957年作曲者36歳時の作品です。題名通り音楽祭の祝典目的で書かれた曲で、作曲者自身の指揮とフィリップス大学バンドの演奏で初演されています。 続きを読む>>>
◆波の見える風景
言うまでもなく真島俊夫さん作曲の1985年吹奏楽コンクール課題曲。大好きな作曲家のお一人です。メロディーも良いのですが、この方の作品で惹かれるのは和声です。 続きを読む>>>
◆風紋
砂丘や砂漠に吹く風が砂面に刻む紋様、これを”風紋”と呼ぶのだそうです。 続きを読む>>>
◆ディスコキッド
4曲目は超人気ナンバー「ディス・キッド」1977年の吹奏楽コンクール課題曲 課題曲史上異様なまでの人気を誇ります。 続きを読む>>>
◆吹奏楽の為のパッサカリア
プログラム前半最後になる5曲目は邦人オリジナルの名曲 ”シンフォニックバンドのための「パッサカリア」”です。パッサカリアというのは低音部の主題の上に変奏がのっかる変奏曲です。有名な実作例としてはバッハのオルガンの為のものや、ブラームスの第4交響曲の終楽章やハイドンの主題による変奏曲の最終曲などがあります。 続きを読む>>>
2部
後半は打って変わってアメリカ人の作品。 往年の実力者の2曲と、今や確固たる地位を築いたメリロ氏の代表作をメインにしました。全く個性の異なる3曲ですが、いずれも固有のすばらしさを放っています。
◆序曲祝典
休憩を挟んだ後半1曲目は懐かしき名曲「序曲祝典」 40代の吹奏楽経験者にはたまらん曲でしょうね(笑)曲は急―緩―急の典型的な三部形式冒頭の>を伴った8分音符が鳴り出すと一気に聴き耳たつイントロです。 続きを読む>>>
◆ああ涼しい谷間
後半のステージ2曲目はアメリカの作曲家パーシケッティによる「ああ、涼しい谷間」(O,Coll in the Valley)1972年、作曲者自身による指揮、オハイオ州ボーリング・グリーン州立大学バンドにより初演されています。 続きを読む>>>
◆ゴッドスピード
プログラム、ラストの曲はゴッドスピード(Godspeed!)言うまでもなくスティーヴン・メリロの名を知らしめた作品です。 続きを読む>>>
Godspeed!
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