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【1部】レロイ・アンダーソン選集
レロイ・アンダーソン
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１９０８年マサーチューセッツ州に生まれ、ハーバード大学、ニュー・イングランド音楽院で作曲を学んでいます。１９３８年編曲の腕が当時のボストンポップスオーケストラの指揮者アーサー・フィードラーの目に留まり、そこで委嘱され書いた「ジャズ・ピチカート」「ジャズ・レガート」が好評を得ます。
その後軍に入隊し１９４６年除隊後音楽活動に復帰し、器楽曲としては初めてミリオンセラーを記録した”シンコペイテッドクロック”ほか自身の指揮した演奏を収めたレコードは、1951年12月末からヒットチャートに38週ランクインし続け、5週もの間1位の座を獲得するという人気を得ました。１９７５年肺ガンで亡くなった後、１９８８年には「作曲家の殿堂」入りも果たしています。今年で生誕１００年を迎えます。
◆舞踏会の美女（Bell of the Ball)
・１９５１年に書かれたワルツ形式の作品。題名はぶとう会場の意味の"Ball"に女性名Isabelの愛称名をひっかけた駄洒落です。SAMPLE
◆サンドペーパー・バレエ(Sandpaper Ballet)
・サンドペーパー（紙やすり）を効果的に取り入れた楽しい作品です。SAMPLE
こちらは最近SUZUKI自動車から発売された”パレット”のCMで使われてた曲です。
◆フィドル・ファドル(Fiddle-Faddle)
・１９４７年の作品。曲名のフィドル(Fiddoll)とはアメリカのカントリー音楽で用いられるヴァイオリンのことで、ファドル(Faddole)は「ふざける」「くだらない」の意味の単語です。
これも語呂合わせのような曲名です。原曲では弦楽器セクションが無窮動的に動き回る目まぐるしい曲です。SAMPLE
◆トランペット吹きの休日(Bugler's Holiday)
・１９５４年の作品で、３人のトランペットがフューチャーされた華やかな作品です。小学校の運動会では定番中の定番曲。SAMPLE
◆ブルー・タンゴ(Blue Tango)
・１９５１年の作品でアンダーソン最大のヒット曲。器楽曲ではじめてミリオンセラーを記録した作品です。SAMPLE
この曲は昔このCMで有名になりましたね。ヨーロッパの町並みがよく似合う小粋な曲です。
◆ホーム・ストレッチ(Home Stretch)
・競馬の情景を表現した作品で、曲名は競馬の最終コーナーの意です。SAMPLE
SAMPLEで聞ける出だしの部分。三拍子が入る変拍子部分は、お馬さんがパカラン！パカラン！鞭をペンペンペン！の三拍子だそうです。
【2部】ジャパニーズ・アニメ音楽特集
◆犬夜叉
・”うる星やつら”の高橋留美子さん原作のコミック”犬夜叉”からアニメ化された作品です。
舞台は戦国時代、人間と妖怪の間に生まれた犬夜叉と、現代からタイムスリップした女子中学生が織り成す冒険活劇です。
最近はテレビでも戦国時代といえばよく背景音楽に使われているので、聞き覚えるある方も多いと思います。
作曲はオケの曲はもちろん、いろいろなアニメ音楽作曲行っている、和田薫さんの曲です。1985吹奏楽コンクール課題曲も作曲されています。
犬夜叉はテレビシリーズは既に終了していますが、映画も四本製作され、2000年2001年には舞台化もされた人気作品です。
原作は1996年からはじまりエンドレス連載になるのかと思われていましたが今年、2008年6月18日発売の少年サンデー29号にて完結しました。
今回は作曲者自らが吹奏楽の為に書き直したバージョンで演奏します。
◆フックト・オン・アニメヒーロー
・昭和のかをりのする曲ばかりを集めた、メドレーです。
◆ハウルの動く城
・ご存知、宮崎駿監督のスタジオジブリ作品です。ダイアナ・ウィン・ジョーンズのファンタジー小説"魔法使いハウルと火の悪魔"の原作からのアニメ化です。
◆ヤッターマンの歌
・これまた昭和のかをりのする作品です。こちらは今年リメイクされ、現在実写版も製作進行中です。
◆交響組曲「宇宙戦艦ヤマト」
・ふふふ…ヤマトの諸君、これぞ昭和アニメ
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