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コンクール当日から

演奏開始時間は?
The QUEST
Image: QUEST : 審問スコアー
演奏会内容
内容: 全日本吹奏楽
コンクール
長崎県予選
会場: アルカスSASEBO
開催日: 2002/07/28
開演時間: 未定
入場料: ¥1000円
曲目: 課題曲:V

自由曲:
バレエ音楽
 「審問」より

関係先リンク
* 長崎市民吹奏楽団
 電脳指揮者
* 社団法人全日本吹奏楽連盟
* 吹奏楽連盟長崎県支部

九州大会無事終了

8月25日(日)宮崎市文化ホールで行われた大会で銅賞をいただきました。応援してくださった皆様ありがとうございました。

   

金賞受賞 県代表!!

7月28日(日)開催の県大会で金賞&県代表資格を頂きました。応援してくださった皆様ありがとうございました。九州大会は8月25日(日)宮崎県にて行われます。

課題曲 (V) ミニシンフォニー / 原 博 作曲
作曲された原 博さんは1933年埼玉生まれ、東京芸術大学を卒業後ヨーロッパで学び、帰国後多数の大学で後進の指導にもあたり、1990〜1998年までは私共の地元の長崎大学い於いて教授職を務めましたが、誠に残念ながら先だって急逝されました。氏の作風は無調性の作品もあるものの基本的には、機能調性による作品で力を発揮した人で、とりわけ機能調性による対位法的作品では高い評価を得ていました。
「ミニシンフォニー」は全日本吹奏楽連盟からの委嘱により課題曲目的として作曲された作品です。
歴代の課題曲と比べ異色な点は何と言っても複数楽章で構成されている点でしょう。これは古典的な様式を現代に復興しようと提唱していた氏の面目躍如と言えるかも知れません。
スコアのト書きに書かれているとおり古典的な交響曲の様式に従って書かれている作品ですので、古典派の交響曲に関する知識や理解が要求されます。

第1楽章は定石通りのソナタ形式によるアレグロ楽章です。前置き無しで主調の変ホ長調の分散和音による簡潔な第1主題が提示されると、次主題を予知させるようなレガート音型による経過句を経て、5度上の属調である変ロ長調により優雅な第2主題が登場します。その後実に短い展開部を経て原調により彩りも変えて両主題が再現された後、第1主題で加速しつつこの楽章は締められます。
第2楽章は主調(変ホ長調)の平行調(短3度下の短調)であるハ短調による歌謡楽章の三部形式によるアンダンテ楽章です。
4分の6拍子となっていますが、私はシチリアーナ的なリズム感を大切にすべしと考えます。古典作品のアンダンテを極めて遅く演奏するのは19世紀的な演奏習慣です。あまり遅くすべきではありません。
第3楽章はハイドンやモーツァルトらもそうした通りの舞曲楽章のメヌエットです。(但し、作曲者の記した表記は「Minuetto」となっていますが、これはイタリア語による綴りです) もともとはフランスの農民の踊りで、17世紀いなって後にルイ14世によって宮廷に取り入れられてから上流階級の定番の踊りとなったものです。拍の頭に重心をおくのが肝心です。ここではMinuetto部とTrio部の対比に目が惹かれます。Minuettoの旋律は下降型の音階的進行が多く見られますが、ところが平行調のヘ短調によるTrio部では半音階による上行形が重きを成しています。
第4楽章はこれまた古典の交響曲で多用されたロンド形式による終楽章です。ロンドはフランス語で「円い」の意を持つもので、繰り返し現れる主要主題と合間に現れる挿入主題で構成されます。
ここでの流れを簡単に記してみると・・・・
【A】(変ホ長調)―【B】(ヘ長調)―【A】―【C】(ト短調)―【A】―【Bの断片】―【A】(終結部) となります。(烏山:著)
自由曲 バレエ音楽「審問」より /ウイリアム・ウォルトン 作曲
ウォルトン(1902〜1983)は、イギリスの生んだ大作曲家の一人です。ブリテンやM・アーノルドと並んで国民的人気を得た作曲家でした。作品は田儀に渡り、オーケストラの為の作品から、協奏曲、室内楽曲、声楽曲まで数多くの作品を生み出しました。無調作品はほとんど作らず、調性を持ち、オーケストラが景気良く鳴り響く作品を得意としました。(そう言うことですので当然ながら映画音楽も多数手がけています)
バレエ「審問」については全く資料が無く、情けないことにストーリーさえ解っておりません。
今回演奏する中でおもしろいのはフィナーレの部分でしょう。ここでは低音部が一定の主題を延々と奏する上で様々な変奏的な彩りを加えられていく“パッサカリア”の形式が用いられているのですが、これが圧巻です。(烏山:著)

2002 全日本吹奏楽コンクール長崎県予選
エントリー曲
課題曲
(V) ミニシンフォニー / 原 博 作曲
自由曲
バレエ音楽「審問」より /ウイリアム・ウォルトン 作曲

アルカスSASEBO
IMAGE: アルカスSASEBO 客席数2000
アルカスSASEBO 大ホール
(長崎県佐世保市三浦町2-3)
TEL 0956-42-1111
客席数2000席

長崎市民吹奏楽団
当団は長崎県長崎市または、近隣に在住または勤務している人によって 構成されている社会人バンドです。
2人の常任指揮者、そして団員は高校生・大学生・社会人と、その構成もバラエティに富んでいます。
練習は毎週水・土曜日18:00〜21:00まで、オランダ坂下(ホテルニユータンダ)横にて行っております。

活動内容
当団は春(4月)のポップス演奏会・秋(12月)のクラシック/オリジナル演奏会とジャンルをわけて 年二回の演奏会を行っております。5月には私たちが普段練習場にお借りしている三一教会を 開放してのチャリティーコンサート、夏には吹奏楽コンクールに出場、冬にはアンサンブル コンテストへの出場と、年間を通してさまざまな活動を行っております。
その他、各地のイベントへの演奏も行っております。あなたの町にも当楽団が訪れるかもしれません。 その時は、是非演奏会場へ足をお運びください。


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